ガス給湯器をお得に使うための完全攻略ガイド
1.まず知っておきたい「ガス給湯器のお金がかかる仕組み」
ガス給湯器のガス代は、ざっくり言うと次の式で決まります。
ガス代 = 水の量 × 上げた温度 × 効率の悪さ
つまり、
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たくさんお湯を使う
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水温から大きく温度を上げる
-
給湯器の効率が悪い
この3つが重なるほど、ガス代は跳ね上がります。
逆に言えば
👉 「水の量を減らす」「温度差を小さくする」「効率を上げる」
これが節約の基本原則です。
2.給湯温度設定は「42℃以上」はほぼムダ
ベストな給湯温度
多くの家庭で初期設定は 42〜45℃ になっていますが、
実はこれ、かなり高めです。
おすすめは以下。
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冬:40℃
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春・秋:38〜39℃
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夏:36〜38℃
「ぬるくない?」と思うかもしれませんが、
シャワーは体に当たると体感温度が上がります。
なぜ温度を下げると得なのか
例:
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水温10℃
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給湯温度42℃ → 32℃上げる
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給湯温度38℃ → 28℃上げる
たった4℃の差ですが、
毎日・毎回・全てのお湯にかかるので、
月単位ではかなり差が出ます。
目安として
👉 給湯温度を1℃下げると、ガス代は約3〜5%削減
と言われています。
3.「お湯を出しっぱなし」が最大の敵
シャワー1分=ガス代いくら?
一般的なシャワー(毎分10L)で計算すると、
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1分:約10〜15円
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10分:約100〜150円
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毎日10分:月3000〜4500円
シャワー時間が長い家は、ここが一番効きます。
今日からできる対策
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体を洗っている間は必ず止める
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シャワーヘッドを節水タイプに替える
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家族全員に「シャワーは時間制」を意識させる
節水シャワーヘッドは
30〜50%削減できるものもあり、
1〜2か月で元が取れることも普通です。
4.追い焚きは「最悪のコスパ」
なぜ追い焚きは高い?
追い焚きは
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ぬるくなった大量のお湯を
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もう一度丸ごと温め直す
という動作です。
特に
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家族の入浴時間がバラバラ
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何度も追い焚き
このパターンは、ガス代爆増します。
正解の使い方
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家族はできるだけ続けて入る
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最後の人だけ追い焚き
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追い焚きより足し湯を優先
実は多くの場合、
👉 追い焚き1回 ≒ シャワー5〜10分分
くらいのコストがあります。
5.お風呂のフタは「必須アイテム」
フタ、使ってますか?
フタあり・なしの差
フタをしないと
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30分で1〜2℃
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1時間で2〜3℃
簡単に下がります。
つまり、
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フタなし → 追い焚き発生
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フタあり → 追い焚き不要
年間で数千〜1万円以上差が出ることも普通です。
6.キッチンのお湯、実はムダだらけ
食器洗いにお湯は必要?
油汚れ以外は、ほぼ不要です。
おすすめ:
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普段:水
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油汚れのみ:短時間だけお湯
特に冬、
「手が冷たいから」と常時お湯にすると、
地味にガス代が積み上がります。
7.給湯器の「電源ON/OFF」はどうする?
結論から言うと、
👉 基本はつけっぱなしでOK
理由:
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待機電力はごくわずか
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ON/OFFを頻繁にしても節約効果はほぼゼロ
ただし、
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旅行などで数日以上使わない場合はOFF推奨
8.エコジョーズは本当にお得?
エコジョーズとは?
排気ガスの熱を再利用して
**熱効率を約95%**まで高めた給湯器。
得する人・損する人
得する人
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家族3人以上
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お風呂を毎日ためる
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使用量が多い
微妙な人
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一人暮らし
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シャワー中心
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使用量が少ない
年間のガス代節約目安:
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約1〜2万円
本体価格が高い分、
👉 5〜7年で元が取れるケースが多いです。
9.号数選びを間違えると損する
号数とは?
「1分間に何リットルのお湯を作れるか」
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16号:1〜2人
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20号:2〜3人
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24号:4人以上
大きすぎると損?
号数が大きいほど
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本体価格が高い
-
待機ロスも増える
家族構成に合ったサイズが最強です。
10.配管洗浄をサボると効率が落ちる
追い焚き配管には
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皮脂
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石鹸カス
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雑菌
が溜まります。
これが溜まると
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熱効率低下
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追い焚き時間増加
市販の洗浄剤で
半年〜1年に1回がおすすめ。
11.給湯器の寿命と買い替えタイミング
寿命の目安
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10〜15年
こんな症状が出たら要注意:
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お湯の温度が安定しない
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異音
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エラー頻発
古い給湯器は
👉 同じ使い方でもガス代が高い
ということも珍しくありません。
12.家族構成別・最適な使い方
一人暮らし
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シャワー中心
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追い焚きなし
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給湯温度低め
夫婦・2人暮らし
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入浴時間を近づける
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フタ必須
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追い焚き最小限
ファミリー
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続けて入浴
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節水シャワー導入
-
エコジョーズ検討
13.「節約しすぎ」の落とし穴
節約は大事ですが、
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極端に温度を下げる
-
入浴回数を減らしすぎる
と、
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体調不良
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ストレス増加
につながることも。
「無理なく、続く」
これが一番の節約です。
14.結論:一番効く節約トップ5
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給湯温度を下げる
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シャワー時間を短くする
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追い焚きを減らす
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フタを必ず使う
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節水シャワーヘッド導入
この5つだけで
👉 ガス代は20〜40%削減可能です。



