エラーコード【110】の正体:燃焼制御装置の非検知
このエラーは、単に「火がつかない」という現象よりも一歩踏み込んだ、**「給湯器の頭脳(基板)が、燃焼をコントロールする回路を正常に認識できていない」**という状態を指します。
1. 「非検知」ってどういうこと?
給湯器が燃焼を開始する際、安全装置や制御回路が正常に働いているかを内部でチェックします。 「110」が出るということは、「燃焼させる準備回路に電気が通っていない」、あるいは**「制御信号が途絶えている」**ため、安全のために点火プロセス自体をストップしているのです。
2. 主な原因
「非検知」の原因は、主に以下の3つに絞られます。
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電装基板の不具合(メインの原因): 給湯器のコンピューターそのものが故障し、制御回路を見失っている状態です。
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コネクタの接触不良・断線: 内部の配線が経年劣化や湿気、あるいは小動物(ヤモリや虫など)の侵入によってショート・断線し、信号が送れなくなっているケースです。
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安全装置の作動: 過熱防止装置などの安全回路が断線(作動)したことで、制御装置が「異常あり」と判断して検知不能になっている状態。
3. ユーザーができる対処法
「制御装置の非検知」は電子回路の問題であるため、残念ながらユーザーが物理的に掃除して直る種類のエラーではありません。
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コンセントの抜き差し(究極のリセット): リモコンのOFF/ONでダメな場合、外にある給湯器の電源コンセントを一度抜き、3分ほど待ってから差し直してみてください。基板のフリーズが解消されて復旧することがあります。
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復旧しない場合は修理一択: リセットで直らなければ、基板交換や配線修理が必要になります。
ご参考までに一読ください。



