ノーリツのガス給湯器や温水暖房機を使用していると、リモコンに「エラーコード113」が表示されることがあります。
メーカー資料では「暖房点火不良」と表記されることが多いですが、実際にはもう少し専門的な意味を持つエラーです。
この記事では、エラー113の正しい意味・原因・対処方法を分かりやすく解説します。
エラーコード113とは?暖房点火不良の意味
ノーリツ給湯器のエラー113は、メーカー資料では次のように説明されています。
暖房点火不良
これは「暖房運転中に点火できなかった」という意味ですが、技術的には次の状態を指します。
👉 バーナーの炎を検知できない
👉 炎検知回路が異常
👉 フレームロッド信号が取れない
つまり、
火が付いているかどうかを機械が確認できない状態
を意味します。
なぜ暖房点火不良と表示されるのか
113は炎検知異常ですが、暖房運転中に発生するとメーカー表示が「暖房点火不良」となります。
これはノーリツのエラー表示のルールによるものです。
エラー表示 = 発生した運転モード
技術原因 = 炎検知異常
という二段階構造になっています。
そのため給湯運転中に113が出る場合もあります。
エラー113が発生する主な原因
エラー113の原因は主に燃焼系統または炎検知系統にあります。
■ フレームロッド汚れ
燃焼炎を検知する電極にススや酸化膜が付着すると炎信号が取れなくなります。
■ ガス供給不安定
ガス圧低下やガス元栓の不完全開放でも炎検知失敗が起きます。
■ バーナー不良
燃焼状態が不安定だと炎検知ができません。
■ 炎検知回路不良
基板や配線の劣化でも113は発生します。
■ 湿気・結露
暖房機では特に発生しやすい要因です。
エラー113が出たときの対処方法
まずはユーザーができる安全確認から行います。
①ガス栓が開いているか確認
②他のガス機器が使えるか確認
③給湯器をリセット(電源入れ直し)
これで復帰する場合は一時的な燃焼不安定です。
再発する場合は修理が必要
113が繰り返し出る場合は内部燃焼系の異常の可能性が高くなります。
特に多いのは次の修理です。
・フレームロッド清掃
・バーナー清掃
・燃焼調整
・基板交換
暖房機は燃焼時間が長いため、炎検知系の劣化が進みやすい特徴があります。
111・112・113の違い
ノーリツ給湯器では点火系エラーは3種類あります。
111:点火できない
112:燃焼が続かない
113:炎が検知できない
113は「火があるか分からない状態」と覚えると理解しやすいです。
エラー113は暖房専用エラーではない
暖房点火不良と表示されるため暖房機専用エラーと思われがちですが、実際は給湯燃焼でも発生します。
つまり113は燃焼検知系共通エラーです。
こんな症状があれば113前兆
・着火音はするがすぐ停止
・暖房が途中で止まる
・お湯が出たり止まったりする
これは炎検知信号が不安定な典型症状です。
放置するとどうなるか
炎検知異常は安全装置に直結するため、給湯器は燃焼を停止します。
その結果
・お湯が出ない
・暖房停止
・冬季凍結リスク
生活への影響が大きくなります。
修理か交換かの判断目安
製造10年以上なら交換検討も現実的です。
理由は:
・燃焼部品が全体的に劣化
・暖房機は使用時間が長い
・部品供給終了リスク
113は寿命前兆として出ることもあります。
まとめ
ノーリツ給湯器のエラー113は、メーカー表示では暖房点火不良とされていますが、技術的には炎検知異常を意味します。
つまり火が確認できない状態です。
主な原因はフレームロッド汚れや燃焼系統劣化であり、再発する場合は修理が必要になります。
リセットで復帰しても再発する場合は専門点検をおすすめします。
ご参考までに一読ください。



