ノーリツのガス給湯器や温水暖房機を使用していると、リモコンに「エラーコード121」が表示されることがあります。
このエラーは燃焼に関わる安全停止の一種で、比較的発生しやすいトラブルのひとつです。
この記事では、エラー121の意味・原因・対処方法を分かりやすく解説します。
エラーコード121とは?
ノーリツ給湯器のエラー121は、メーカー資料では次のように説明されています。
失火(燃焼異常)
これは「燃焼中に炎が消えた」または「燃焼が維持できなくなった」状態を意味します。
技術的には次の状態です。
👉 燃焼途中で炎が消えた
👉 炎検知信号が途切れた
👉 燃焼維持できない
つまり
点火後に火が消えてしまった状態
を示すエラーです。
111・112・121の違い
ノーリツの燃焼系エラーは混同されやすいですが、役割が違います。
111:点火しない
112:燃焼継続できない(初期)
121:燃焼中に失火
121は「運転中に火が消えた」と覚えると分かりやすいです。
エラー121が発生する主な原因
121は燃焼維持ができないときに発生します。
■ ガス供給不安定
ガス圧低下・元栓半開などで燃焼が弱くなります。
■ 風の影響
屋外設置型では突風で炎が乱れることがあります。
■ バーナー汚れ
炎が不安定になり失火しやすくなります。
■ フレームロッド劣化
炎信号が途切れると失火判定になります。
■ 給排気異常
吸気不足・排気詰まりでも燃焼が維持できません。
■ 熱交換器の汚れ
燃焼状態が乱れます。
エラー121が出たときの対処方法
まずは安全確認を行います。
①ガス栓が全開か確認
②他のガス機器が正常か確認
③屋外設置なら周囲障害物確認
④給湯器をリセット
一時的な風やガス変動なら復帰します。
再発する場合は点検が必要
121が繰り返し出る場合は燃焼系の劣化が疑われます。
特に多い修理内容:
・バーナー清掃
・フレームロッド清掃
・給排気経路清掃
・ガス圧調整
・基板交換
屋外設置機では給排気要因が多いのが特徴です。
こんな症状は121の前兆
・お湯が途中で水になる
・燃焼音が不安定
・暖房が止まる
・シャワー温度が変動
これは失火前の典型症状です。
放置するとどうなるか
失火は安全装置作動なので、頻発すると使用できなくなります。
・お湯停止
・暖房停止
・冬季凍結
・完全故障
生活影響が大きくなります。
修理か交換かの判断
製造10年以上なら交換検討が現実的です。
理由:
・燃焼部の総合劣化
・暖房併用機は使用時間長い
・部品供給終了リスク
121は寿命期に増えるエラーです。
まとめ
ノーリツ給湯器のエラー121は、燃焼中に炎が消える「失火」を意味します。
主な原因はガス供給不安定・バーナー汚れ・給排気異常などです。
リセットで復帰しても再発する場合は燃焼系劣化の可能性が高く、点検や修理が必要になります。
頻発する場合は交換検討も視野に入れることが大切です。
ご参考までに一読ください。



