リンナイの給湯器を使用していると、リモコンに「38」というエラーコードが表示され、お湯が使えなくなることがあります。
「エラーコード38は何の故障?」「COセンサとは?」「そのまま使っても大丈夫?」「修理費用はいくらくらい?」など、気になる方も多いのではないでしょうか。
リンナイ公式によると、エラーコード38はCOセンサが作動した際に表示されるエラーです。考えられる故障箇所として、COセンサや電装ユニットなどが挙げられています。
CO(一酸化炭素)に関係するエラーのため、通常の温度センサ異常などとは違い、安全面からも軽視しないことが大切です。
この記事では、リンナイ給湯器のエラーコード「38」の意味や原因、対処方法、修理費用の目安について詳しく解説します。
リンナイ給湯器のエラーコード「38」とは?
リンナイの給湯器で表示される「38」は、COセンサが作動したことを知らせるエラーコードです。
COセンサとは、給湯器の燃焼に関係する一酸化炭素(CO)を監視するためのセンサです。
ガス給湯器では、ガスを燃焼させてお湯をつくっています。
燃焼が正常に行われていれば問題ありませんが、何らかの原因によって燃焼状態が悪化すると、一酸化炭素が発生する可能性があります。
そのため、COセンサが異常を検知した場合、給湯器は安全のために燃焼を停止することがあります。
つまり、エラーコード「38」が表示された場合は、単なるセンサの故障として考えるのではなく、安全に関係するエラーとして対応することが重要です。
COセンサとは?
COセンサは、給湯器の燃焼によって発生する一酸化炭素(CO)を監視するための安全装置です。
一酸化炭素は無色・無臭のため、人が臭いなどで異常を判断することはできません。
そのため、給湯器には燃焼状態を監視するための安全装置が搭載されています。
COセンサが異常を検知すると、給湯器が燃焼を停止するなどして、安全を確保する仕組みになっています。
リンナイ公式でも、エラー38について「COセンサーが作動した際に表示」と説明しています。
エラーコード「38」が表示されたときの対処方法
エラーコード「38」が表示された場合は、まず安全を優先してください。
1.給湯器の使用をいったん止める
エラーコード38はCOセンサが作動したことを示しています。
そのため、エラーが表示された状態で何度も給湯器を運転し直すことは避けましょう。
お湯を使う必要がある場合でも、原因が分からないまま繰り返し運転するのではなく、まず専門業者へ相談することをおすすめします。
2.異臭・煙などがないか確認する
給湯器の周辺から異臭がする、煙が出ている、燃焼音がおかしいなど、明らかな異常がある場合は使用を中止してください。
屋内に設置されている給湯器の場合は、特に注意が必要です。
異常を感じた場合は、無理に給湯器を操作せず、安全な場所へ移動して専門業者などへ相談しましょう。
3.エラーが再発する場合は修理を依頼する
リンナイ公式では、エラー38について、COセンサや電装ユニットなどの故障箇所が考えられると案内しています。
そのため、エラーが繰り返し表示される場合は、給湯器内部の点検・修理が必要です。
給湯器内部を自分で分解したり、COセンサを交換したりするのは避け、メーカーまたは給湯器の専門業者に相談してください。
エラーコード「38」の原因は?
エラーコード「38」が表示される原因として、リンナイ公式では以下の故障箇所が挙げられています。
- COセンサ
- 電装ユニット
ただし、エラーコードだけで具体的な故障原因を断定することはできません。
COセンサそのものに問題がある場合だけでなく、関連する電装部品などに異常が発生している可能性もあります。
そのため、
「エラー38=COセンサだけを交換すれば直る」
とは限りません。
専門業者による点検によって、実際の原因を確認する必要があります。
エラーコード「38」は自分で修理できる?
結論として、自分で修理することはおすすめできません。
COセンサは給湯器の安全に関わる部品です。
本体カバーを外して内部のセンサや配線を確認したり、部品を交換したりすることは避けましょう。
特にガス給湯器は、ガス・電気・燃焼・排気など複数の要素が関係する機器です。
誤った修理を行うと、正常に燃焼できなくなったり、安全装置が正常に働かなくなったりする可能性があります。
エラーコード38が表示された場合は、自分で直そうとせず、専門業者に点検を依頼することが安全です。
エラーコード「38」が消えたら使っても大丈夫?
一度エラーが表示された後に消えた場合でも、注意が必要です。
COセンサが作動した原因が解消されていなければ、再びエラーが表示される可能性があります。
また、COセンサや電装ユニットなどの部品に異常がある場合も考えられます。
そのため、エラーが一時的に消えたからといって、何度も運転を繰り返すのはおすすめできません。
特に、
- エラー38が何度も表示される
- 給湯器が途中で停止する
- 燃焼音がおかしい
- 給湯器から異臭がする
- 煙やすすが見える
- お湯が安定して出ない
などの症状がある場合は、使用を控えて点検を依頼しましょう。
エラーコード「38」の修理費用は?
リンナイ公式では、エラーコード38に関する修理料金の目安を、**18,900円~56,900円(税込)**と案内しています。
ただし、これはあくまで目安です。
実際の修理費用は、故障している部品や作業内容、給湯器の設置状況などによって変わります。
また、リンナイでは、訪問した場合は修理を行わなくても出張費や故障診断料などが発生する場合があると案内しています。高所や狭所などの設置状況、機器の取り外しが必要な作業などでは追加費用が発生する場合もあります。
修理を依頼する際には、事前に費用の目安や出張費について確認しておくと安心です。
修理を依頼するときに伝えること
エラーコード38で修理を依頼する場合は、次の情報を伝えるとスムーズです。
- リンナイの給湯器であること
- エラーコード「38」が表示されていること
- エラーが表示されたタイミング
- お湯が出るかどうか
- 給湯器が途中で停止するか
- 給湯器から異臭・異音などがあるか
- 給湯器本体の型式
- 給湯器を使用している年数
特に、エラーコード「38」だけでなく給湯器の型式も伝えることが大切です。
型式は、給湯器本体に貼られている銘板などから確認できます。
給湯器の排気口・給気口にも注意
給湯器は正常に燃焼するために、適切な給気と排気が必要です。
給気・排気が正常に行われていない場合、燃焼状態に影響する可能性があります。
給湯器の周囲に物を置いている場合や、排気口がふさがれているような状態がないか、外観から確認できる範囲で確認しましょう。
ただし、給湯器内部を開けたり、排気筒を取り外したりする必要はありません。
原因が分からない場合は、自分で対処しようとせず、専門業者に点検を依頼してください。
給湯器が古い場合は交換も検討
エラーコード「38」が表示された給湯器を長年使用している場合は、修理だけでなく給湯器本体の交換も選択肢になります。
今回の故障箇所を修理して使い続けられる場合もありますが、長期間使用している給湯器では、ほかの部品にも経年劣化が進んでいる可能性があります。
修理と交換を比較するときは、
「修理費用」+「給湯器の使用年数」+「今後の故障リスク」
を考えて判断するとよいでしょう。
修理を依頼した際に、給湯器の状態や今後の使用期間について業者に相談するのもおすすめです。
エラーコード「38」が表示されたら、まず安全を優先
エラーコード38は、温度センサなどの一般的なエラーとは異なり、COセンサが作動したことを示すエラーです。
そのため、「一度リセットすれば大丈夫」と自己判断して使い続けるのではなく、安全を優先して対応することが大切です。
特に、異臭・煙・すす・異常燃焼音などがある場合は、使用を中止して専門業者へ相談してください。
リンナイ公式の修理サービスを利用する
リンナイでは、故障した製品の修理申し込みを受け付けています。
また、修理を申し込む前に「故障診断ナビ」を利用して、症状に応じた対処方法や修理の概算費用を確認することもできます。
エラーコード38についても、まず公式情報を確認したうえで、必要に応じて修理を依頼すると安心です。



