ノーリツの給湯器にエラーコード「E2F」が表示された場合は、「バイパス水量サーボ異常」が発生している可能性があります。
このエラーは、給湯器内部でお湯の流量を調整するバイパス水量サーボが正常に動作していない際に表示されます。この記事では、E2Fエラーの原因や対処方法、修理が必要となるケースについて詳しく解説します。
エラーコード【E2F】の内容
エラーコード:E2F
内容:バイパス水量サーボ異常
バイパス水量サーボは、給湯器内部でお湯の流れを細かく調整し、設定温度を安定して維持するための重要な部品です。
この部品が正常に動作しないと、お湯の温度や流量を適切に制御できなくなり、安全装置が作動してE2Fエラーが表示されます。
主な原因
E2Fエラーの原因として、次のようなものが考えられます。
- バイパス水量サーボの故障
- サーボモーターの動作不良
- 配線の断線や接触不良
- コネクターの抜け・腐食
- 制御基板の異常
- 経年劣化による部品の故障
ご自身で確認できること
修理を依頼する前に、以下の点を確認してみましょう。
① 給湯器をリセットする
リモコンの運転を「切」にし、1~2分ほど待ってから再度「入」にしてください。
一時的な制御エラーであれば、リセットによって改善する場合があります。
② 水道・ガスの供給を確認する
断水やガスの供給停止が発生していないか確認してください。
供給状態に異常があると、給湯器が正常に動作できないことがあります。
③ 配管の凍結や漏水を確認する
冬場は配管の凍結、または漏水が原因で正常な水量制御ができなくなる場合があります。
目視で異常がないか確認しましょう。
改善しない場合は修理が必要です
リセット後もE2Fエラーが繰り返し表示される場合は、給湯器内部の部品故障が考えられます。
特に点検・交換が必要になる可能性がある部品は次のとおりです。
- バイパス水量サーボ
- サーボモーター
- 配線・コネクター
- 制御基板
これらは専門知識が必要な部品のため、ご自身で分解や修理を行わず、専門業者へ依頼することをおすすめします。
修理費用の目安
故障箇所によって費用は異なりますが、おおよその目安は以下のとおりです。
- バイパス水量サーボ交換:約15,000~35,000円
- 配線修理:約10,000~20,000円
- 制御基板交換:約30,000~60,000円
※機種や設置環境、交換部品によって費用は変動します。
E2Fエラーを放置するとどうなる?
E2Fエラーを放置すると、給湯器が正常に水量を制御できず、次のような症状が現れることがあります。
- お湯が出ない
- お湯の温度が安定しない
- シャワーの温度が急に変化する
- 給湯器が途中で停止する
- 安全装置が作動して運転できなくなる
日常生活に支障をきたすだけでなく、故障が進行する可能性もあるため、早めの点検がおすすめです。
まとめ
ノーリツのエラーコード「E2F」は、バイパス水量サーボ異常を示すエラーです。
一時的な制御不良であればリセットで改善することもありますが、繰り返し表示される場合は、バイパス水量サーボや制御基板などの故障が疑われます。
E2Fエラーが解消しない場合は無理に使用を続けず、専門業者による点検・修理を依頼し、安全に給湯器を使用しましょう。



