リンナイの給湯器を使用していると、リモコンに「33」というエラーコードが表示され、お湯が出なくなったり、給湯器が途中で停止したりすることがあります。
「エラーコード33って何?」「缶体サーミスタとは?」「自分で直せるの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
リンナイ公式では、給湯器のエラーコード「33」は熱交換器のサーミスタの異常と案内されています。対処方法として、まずリモコンの運転スイッチを一旦切り、再操作します。それでも改善しない場合は、修理を依頼する必要があります。
この記事では、リンナイ給湯器のエラーコード「33」の意味や原因、対処方法、修理を依頼する際のポイントについて詳しく解説します。
リンナイ給湯器のエラーコード「33」とは?
エラーコード「33」は、熱交換器のサーミスタに異常が発生した場合に表示されるエラーです。
一般的に「缶体サーミスタ異常」と呼ばれることがあります。
リンナイの公式FAQでは、「エラー33は、熱交換器のサーミスターの異常」とされています。
給湯器の内部では、温度を正確に検知するためにサーミスタという温度センサーが使用されています。
この温度センサーから送られる情報をもとに、給湯器は燃焼状態やお湯の温度を適切に制御しています。
そのため、サーミスタに異常が発生すると、給湯器が正常な温度制御を行えなくなり、エラーコード「33」を表示して運転を停止することがあります。
「缶体サーミスタ」とは?
では、「缶体サーミスタ」とはどのような部品なのでしょうか?
サーミスタとは、温度によって電気抵抗が変化する性質を利用した温度センサーです。
給湯器には複数の温度センサーが使用されており、それぞれ異なる場所の温度を検知しています。
「缶体サーミスタ」は、給湯器内部の熱交換器周辺の温度を検知する役割を持つ部品です。
給湯器は、このような温度情報を利用して燃焼やお湯の温度を制御しています。
そのため、缶体サーミスタに異常があると、給湯器が安全に運転できないと判断してエラーを表示する場合があります。
エラーコード「33」が表示されたときの対処方法
エラーコード「33」が表示された場合、まずはリモコンで簡単なリセット操作を行ってみましょう。
1.リモコンの運転スイッチを切る
台所リモコンや浴室リモコンの「運転」スイッチを一旦OFFにします。
その後、もう一度「運転」スイッチをONにしてください。
リンナイ公式でも、エラーコード33が表示された場合は、リモコンの運転スイッチを一旦切ってから再操作するよう案内しています。
2.エラー表示が消えたか確認する
再操作してエラー表示が消え、通常どおりお湯が使えるようになった場合は、そのまま様子を見てください。
ただし、同じ「33」のエラーが繰り返し表示される場合は注意が必要です。
一時的なエラーではなく、サーミスタや関連部品などに不具合が発生している可能性があります。
3.再発する場合は修理を依頼する
リセットしても「33」が再び表示される場合は、給湯器の点検・修理をおすすめします。
リンナイ公式でも、再操作して改善しない場合は修理を依頼するよう案内しています。
給湯器内部の部品を自分で取り外したり、交換したりするのは避け、専門業者に相談しましょう。
エラーコード「33」の原因は?
エラーコード「33」が表示される原因としては、熱交換器のサーミスタそのものの異常や、サーミスタに関連する部分の不具合などが考えられます。
ただし、エラーコードだけで具体的な故障箇所を断定することはできません。
実際の原因を特定するには、給湯器本体の点検・診断が必要になる場合があります。
そのため、
「エラー33=必ずサーミスタだけを交換すれば直る」
とは限りません。
修理を依頼する際は、給湯器の型式やエラーが表示された状況などを伝えると、点検がスムーズになります。
エラーコード「33」は自分で修理できる?
結論から言うと、自分で給湯器内部を分解して修理することはおすすめできません。
給湯器はガス・電気・水道などが関係する機器です。
サーミスタを交換するためには、給湯器内部を確認する必要がある場合があります。
知識がない状態で本体カバーを外したり、配線や部品を触ったりすると、故障だけでなく安全上の問題につながる可能性があります。
自分でできる基本的な確認は、リモコンの運転スイッチをOFFにしてから再操作するところまでにしておきましょう。
それでもエラーが再発する場合は、専門業者への相談がおすすめです。
エラーコード「33」が消えない場合はどうする?
リセット操作をしてもエラーコード「33」が消えない場合は、給湯器の修理を検討しましょう。
リンナイ公式では、エラーコード33の修理料金の目安として、**11,500円~51,700円(税込)**が案内されています。
ただし、これはあくまで修理料金の目安です。
実際の費用は、故障している部品や作業内容、給湯器の設置状況などによって変わります。また、リンナイでは訪問した場合、修理を行わなくても出張費や故障診断料などが発生する場合があると案内しています。
そのため、修理を依頼する際は、事前に費用について確認しておくと安心です。
修理を依頼するときに伝えること
エラーコード「33」で修理を依頼する場合は、次の情報を伝えるとよいでしょう。
- エラーコード「33」が表示されていること
- お湯が出るかどうか
- リセットしてもエラーが再発すること
- 給湯器のメーカー「リンナイ」
- 給湯器本体の型式
- 給湯器を使用している年数
- その他に気になる症状があるか
特に給湯器の型式は、修理や部品確認の際に重要になります。
型式は給湯器本体に貼られている銘板などから確認できます。
リンナイでは、型式を入力して取扱説明書を検索できる「取扱説明書ダウンロード」も用意されています。
給湯器が古い場合は交換も選択肢
エラーコード「33」が表示された給湯器が長期間使用されている場合は、修理だけでなく交換も選択肢になります。
サーミスタを修理して一旦使えるようになったとしても、給湯器全体が経年劣化している場合、今後別の部品が故障する可能性があります。
修理と交換のどちらがよいかは、
給湯器の使用年数・修理費用・今後の使用予定
などを総合的に考えて判断するとよいでしょう。
リンナイでは、長期間使用した製品について「あんしん点検」も案内しています。
エラーコード「33」が表示されたまま使っても大丈夫?
エラーをリセットしても「33」が繰り返し表示される場合は、そのまま使い続けるのではなく、点検・修理を検討してください。
サーミスタは給湯器の温度管理に関係する重要な部品です。
特に、
- お湯が出たり出なかったりする
- お湯の温度が安定しない
- 給湯中にエラーが頻繁に表示される
- 給湯器が途中で停止する
- エラーをリセットしてもすぐ再発する
といった症状がある場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
また、異臭・異音・煙など、エラーコード以外の異常がある場合は、使用を中止して安全を優先してください。



