リンナイのエラーコード【12】とは?
リンナイの給湯器で「エラーコード12」が表示された場合は、途中失火・立ち消えを意味します。
これは、給湯器が正常に点火したものの、燃焼中に炎が消えてしまい、安全装置が作動して運転を停止した状態です。
お湯を使っている途中で急に水になったり、お風呂の追い焚きが止まったりした場合は、エラーコード12が表示されていないか確認してみましょう。
エラーコード12が表示される主な原因
1. ガスの供給が不安定
燃焼中にガスの供給が止まったり、不安定になったりすると炎が消え、エラー12が表示されることがあります。
以下の点を確認してください。
- ガスの元栓が十分に開いているか
- ガスメーターが遮断されていないか
- 他のガス機器(ガスコンロなど)は正常に使用できるか
2. 強風による立ち消え
屋外設置型の給湯器では、強風の影響で燃焼中の炎が消えてしまうことがあります。
台風や季節風の強い日は、一時的にエラー12が表示されるケースもあります。風が弱まってから再度運転すると正常に使用できる場合があります。
3. 給排気の異常
給排気口が落ち葉やゴミ、雪などでふさがれていると、燃焼に必要な空気が不足したり排気がうまく行えなかったりして、安全装置が作動します。
次のようなものが給排気口を塞いでいないか確認しましょう。
- 落ち葉
- ビニール袋
- クモの巣
- 雪や氷
- 荷物や植木
※給排気口をふさぐことは大変危険ですので、常に周囲に十分な空間を確保してください。
4. 炎検知器(フレームロッド)の異常
炎を検知するセンサーが汚れていたり故障していたりすると、実際には燃焼していても炎を検知できず、途中失火と判断されることがあります。
5. ガス電磁弁や燃焼部品の故障
次のような内部部品の不具合でもエラー12が発生することがあります。
- ガス電磁弁
- バーナー
- 燃焼ファン
- フレームロッド
- 制御基板
これらは専門知識が必要なため、ご自身での修理はできません。
エラーコード12が表示されたときの対処方法
① 他のガス機器が使えるか確認する
まずはガスコンロなどが正常に使用できるか確認しましょう。
コンロも使えない場合は、ガス供給側の問題が考えられます。
② 給排気口を確認する
給湯器本体の給排気口に異物がないか確認してください。
異物がある場合は、安全に取り除ける範囲で清掃を行いましょう。
③ リモコンをリセットする
一時的な誤作動の場合は改善することがあります。
リセット方法
- リモコンの電源を切る
- 約30秒~1分待つ
- 再度電源を入れる
その後、お湯が正常に出るか確認してください。
④ 強風の場合は時間を置く
悪天候や強風が原因であれば、天候が回復してから正常に使用できることがあります。
⑤ 改善しない場合は点検・修理を依頼する
何度リセットしてもエラー12が表示される場合は、内部部品の故障や燃焼系統の異常が考えられます。
安全のため、使用を中止し、専門業者へ点検・修理を依頼しましょう。
修理が必要になるケース
次のような症状がある場合は、修理や点検をおすすめします。
- エラー12が何度も繰り返し表示される
- 使用中に何度もお湯が水になる
- 点火してもすぐに消えてしまう
- 異音や異臭がする
- 使用年数が10年以上経過している
給湯器は長年使用すると燃焼部品やセンサーが劣化し、途中失火が発生しやすくなります。
修理と交換はどちらがおすすめ?
設置から10年未満であれば、部品交換による修理で改善することが多くあります。
一方、10~15年以上使用している給湯器では、複数の部品が劣化している可能性があり、修理費用が高額になるケースもあります。その場合は、新しい給湯器への交換を検討することで、今後の故障リスクを抑えられる場合があります。
まとめ
リンナイの**エラーコード【12】**は、**燃焼中に炎が消えてしまう「途中失火・立ち消え」**を知らせるエラーです。
まずは次のポイントを確認しましょう。
- ガスが正常に供給されているか
- ガスメーターが遮断されていないか
- 給排気口が塞がれていないか
- 強風などの影響を受けていないか
- リモコンをリセットして改善するか
改善しない場合は、燃焼部品やセンサーの故障が考えられます。
給湯器の分解や修理をご自身で行うことは危険です。安全・安心のためにも、専門業者による点検・修理をご依頼ください。早めの対応が、大きな故障や突然のお湯切れを防ぐことにつながります。



