リンナイ給湯器にエラーコード「10」が表示された場合は、給湯器の給排気に異常が検知され、機器が安全のために出力を下げて運転している状態(出力ダウン運転)**であることを示しています。
すぐに故障とは限りませんが、そのまま使用を続けると正常に燃焼できなくなる可能性があるため、早めの確認が大切です。
エラーコード「10」の意味
エラーコード「10」は、給排気経路の目詰まりや異常を検知したため、給湯器が燃焼能力を抑えて運転している状態を示します。
給湯器は燃焼に必要な空気を取り込み、燃焼後の排気を屋外へ排出しています。この給排気が正常に行えないと、安全装置が働き、機器を保護するために出力を制限します。
主な原因
エラーコード「10」が表示される主な原因は次のとおりです。
- 排気口や給気口が落ち葉やゴミで塞がれている
- 積雪や氷によって給排気口がふさがれている
- 鳥の巣や昆虫などが給排気口に入り込んでいる
- 排気筒(排気管)の詰まりや変形
- 給排気ファンやセンサーの異常
屋外に設置された給湯器では、季節や周囲の環境によって給排気口が塞がれることがあります。
対処方法
安全を確認しながら、次の手順を試してください。
- 給湯器の運転を停止する。
- 屋外の給気口・排気口に落ち葉、ゴミ、雪などの障害物がないか確認する。
- 障害物があれば、無理のない範囲で取り除く。
- 給湯器の運転スイッチを「切(OFF)」にし、数秒後に「入(ON)」にして再起動する。
- エラー表示が消え、お湯が正常に出るか確認する。
※高所にある排気口や、分解が必要な箇所には手を触れないでください。
改善しない場合は
次のような場合は、使用を中止し、点検・修理を依頼しましょう。
- エラーコード「10」が何度も表示される
- 排気口に異常が見当たらない
- 異音や異臭がする
- お湯が出ない、または温度が安定しない
このような場合は、給排気ファンやセンサー、排気筒などの内部部品に異常が発生している可能性があります。専門業者による点検が必要です。
エラーを防ぐポイント
日頃から次の点を確認すると、エラーコード「10」の発生を予防しやすくなります。
- 定期的に給気口・排気口の周囲を点検する
- 落ち葉やゴミが溜まらないように清掃する
- 冬季は積雪やつららによる閉塞がないか確認する
- 給湯器の周囲に物を置かず、十分な通気スペースを確保する
- 定期点検を受け、給排気設備の状態を確認してもらう
まとめ
リンナイ給湯器のエラーコード「10」は、給排気の目詰まりなどを検知し、安全のために出力を下げて運転している状態を示すエラーです。
まずは給気口・排気口に障害物がないか確認し、運転をリセットして様子を見ましょう。
それでも改善しない場合や、エラーが繰り返し発生する場合は、給排気ファンや排気筒などの異常が考えられるため、リンナイまたは修理業者へ点検を依頼することをおすすめします。



