リンナイのガス給湯器を使用していて、突然リモコンに「61」と表示されて困っていませんか?
「急にお湯が出なくなった」
「給湯器を使おうとすると61が表示される」
「運転スイッチを入れ直してもエラーが出る」
このような場合、給湯器内部の燃焼ファンに異常が発生している可能性があります。
リンナイのエラーコード「61」は、燃焼ファンの異常や、燃焼ファンが回転しているにもかかわらず正常に回転を検知できない場合に表示されるエラーです。
今回は、リンナイ給湯器のエラーコード61の意味・原因・自分でできる対処方法・修理や交換を判断するポイントについて詳しく解説します。
リンナイのエラーコード「61」とは?
リンナイ給湯器のエラーコード61は「燃焼ファン異常」を示します。
具体的には、
燃焼ファンに異常が発生している
または、
燃焼ファンが回転しているのに、その回転を正常に検知できていない
といった状態で表示されます。
燃焼ファンは、給湯器がガスを燃焼させる際に必要な空気を取り込み、燃焼後の排気を行うための重要な部品です。
正常な燃焼を維持するために欠かせない部品なので、ファンの回転に異常が発生すると、安全のため給湯器が運転を停止することがあります。
エラー61が表示されるとどんな症状が出る?
エラー61が発生すると、
・突然お湯が出なくなる
・給湯途中でお湯が水になる
・運転するとすぐエラーが表示される
・給湯器が燃焼しない
・エラー61が何度も表示される
といった症状が発生することがあります。
燃焼ファンは給湯器の燃焼に関係する重要な部品のため、正常に作動できない場合は給湯運転自体ができなくなる可能性があります。
エラー61が表示される主な原因
① 給湯用燃焼ファンモーターの故障
まず考えられるのが、給湯用燃焼ファンモーターの故障です。
燃焼ファンモーターは、給湯器を使用するたびに回転します。
長期間使用していると、モーターや回転部分などが経年劣化し、正常に回転できなくなることがあります。
特に10年以上使用している給湯器では、燃焼ファンだけでなく、その他の内部部品も劣化している可能性があります。
② 燃焼ファンの回転を正常に検知できない
エラー61は、燃焼ファンが完全に停止している場合だけに表示されるわけではありません。
ファン自体は回転しているものの、給湯器側がその回転を正常に検知できていない場合にも表示されます。
そのため、給湯器からファンが動いているような音が聞こえていたとしても、エラー61が発生する可能性があります。
③ 電装ユニットの異常
リンナイ公式では、エラー61が改善しない場合の故障候補として電装ユニットも挙げられています。
電装ユニットは給湯器内部のさまざまな部品を制御する重要な部分です。
燃焼ファンが正常でも、電装ユニットがファンの回転情報を正しく読み取れなかったり、正常な制御信号を送れなかったりするとエラーが発生する可能性があります。
そのため、
「61が出た=必ず燃焼ファンモーターを交換すれば直る」
とは限りません。
専門業者による点検が必要です。
④ 配線やコネクタなどの不具合
燃焼ファンと電装ユニットをつないでいる配線やコネクタなどに異常がある場合も、正常な回転信号を確認できなくなる可能性があります。
ただし、これらは給湯器内部の点検になります。
ガス給湯器にはガス・電気・水が関係しているため、ご自身で本体カバーを外したり、内部の配線や部品を触ったりすることは避けましょう。
エラー61が表示された時の対処方法
リンナイ公式では、エラー61が表示された場合、まず次の方法を試すよう案内しています。
① 給湯器の使用を一旦止める
シャワーや蛇口などのお湯を止めます。
② リモコンの運転スイッチを切る
給湯器リモコンの運転スイッチを一旦「切」にします。
③ 再び運転スイッチを入れる
運転スイッチを入れ直して、もう一度給湯器を操作します。
一時的な制御異常などであれば、この操作で正常に復旧する場合があります。
エラー61が消えた場合は?
リモコンの運転スイッチを入れ直してエラー61が消え、その後正常にお湯が使用できる場合は、そのまま使用できます。
ただし、その後再び61が表示されるようであれば、燃焼ファンモーターや電装ユニットなどに不具合が発生している可能性があります。
エラーが何度も繰り返される場合は、早めに点検を依頼しましょう。
エラー61が消えない場合は修理が必要
運転スイッチを入れ直しても61が消えない場合は、専門業者による修理が必要になる可能性が高くなります。
リンナイ公式では、改善しない場合の故障候補として、
・給湯用燃焼ファンモーター
・電装ユニット
などを挙げています。
実際には給湯器を点検し、ファンが正常に回転しているか、回転数を正しく検知できているか、電装ユニットから正常に制御されているかなどを確認して故障箇所を特定します。
給湯器から異音がする場合も注意
エラー61が表示される前から、
「ブーンという音が以前より大きくなった」
「給湯器から擦れるような音がする」
「運転を開始すると変な音がする」
といった症状が出ている場合は、燃焼ファンモーターなどに不具合が発生している可能性があります。
異音が大きくなっている状態で無理に使用を続けることはおすすめできません。
エラー61と異音が同時に発生している場合は、早めに点検を依頼しましょう。
給湯器の給排気口をふさがないように注意
給湯器は正常に燃焼するために、空気の取り込みと排気を行っています。
給湯器周辺や給排気口の近くに物を置いている場合は、給排気の妨げにならないよう注意しましょう。
ただし、給排気口周辺を確認して問題が見当たらないにもかかわらず61が表示される場合は、内部部品の不具合が考えられます。
給湯器を分解したり、燃焼ファンへ直接触れたりすることは避けてください。
エラー61の修理費用はいくら?
リンナイ公式が掲載しているエラー61の修理料金の目安は、
18,900円~56,900円(税込)
です。
ただし、これはあくまで修理料金の目安です。
実際の料金は、
・故障している部品
・給湯器の機種
・設置状況
・修理内容
・複数部品の故障
などによって異なります。
また、修理を行わなかった場合でも、訪問すると出張費や故障診断料などが発生する場合があります。
「61」「610」「611」の違いは?
リンナイ給湯器では、燃焼ファンに関係するエラーとして「61」のほかに「610」「611」「612」「613」などが表示される機種があります。
例えば、
61:燃焼ファン異常
610:燃焼ファン異常
611:給湯側の燃焼ファン異常
など、機種や給湯器の機能によって表示されるコードが異なります。
そのため修理を依頼するときは、
「61が表示された」
だけでなく、給湯器本体に記載されている型式・品番も一緒に伝えるとスムーズです。
10年以上使用している給湯器なら交換も検討
エラー61が表示された場合は、現在の給湯器を何年使用しているかも確認してみましょう。
比較的新しい給湯器で、今回が初めての故障であれば、燃焼ファンモーターなどを修理して引き続き使用できる可能性があります。
一方で、
・設置から10年以上経過している
・以前にも修理している
・最近エラーコードが増えている
・給湯器から異音がする
・お湯の温度が安定しない
・修理費用が高額になる
といった場合は、本体交換も選択肢になります。
長期間使用した給湯器では、燃焼ファンを修理しても、その後別の部品が故障する可能性があります。
修理費用だけで判断せず、新しい給湯器への交換費用も比較して検討するとよいでしょう。
エラー61を放置しても大丈夫?
エラー61は、給湯器の正常な燃焼に関係する燃焼ファンの異常を知らせるエラーです。
運転スイッチを入れ直して正常に復旧した場合は使用できますが、何度もエラーが再発する状態で使い続けることはおすすめできません。
特に、
・61が何度も表示される
・お湯が出ない
・給湯途中で水になる
・給湯器から異音がする
・10年以上使用している
といった場合は、早めに専門業者へ点検を依頼しましょう。
リンナイ給湯器でエラー61が表示されたら早めの点検を
リンナイ給湯器の**エラーコード「61」は「燃焼ファン異常」または「燃焼ファンが回転しているのに回転を検知できない状態」**を示します。
まずはリモコンの運転スイッチを一旦切り、再び運転スイッチを入れて操作してください。
正常に復旧すればそのまま使用できます。
しかし、エラー61が消えない場合や、一度消えても繰り返し表示される場合は、給湯用燃焼ファンモーターや電装ユニットなどの故障が考えられます。
ご自身で給湯器を分解せず、リンナイまたは給湯器の専門業者へ点検・修理を依頼しましょう。
設置から10年以上経過している給湯器の場合は、修理費用と新しい給湯器への交換費用を比較して判断することをおすすめします。
リンナイ エラーコード61まとめ
エラーコード:61
エラー内容:
燃焼ファン異常、または燃焼ファンが回転しているのに回転を検知できない。
考えられる故障箇所:
給湯用燃焼ファンモーター、電装ユニットなど。
自分でできる対処方法:
リモコンの運転スイッチを一旦切り、再び入れて操作する。
復旧した場合:
そのまま使用可能。
改善しない・再発する場合:
専門業者へ点検・修理を依頼する。
修理料金の目安:
18,900円~56,900円(税込・リンナイ公式掲載の目安)。
10年以上使用している場合:
修理だけでなく、新しい給湯器への交換費用も比較して検討するのがおすすめです。



