リンナイのガス給湯器を使用していて、突然リモコンに**「52」または「520」**と表示されて困っていませんか?
「急にお湯が出なくなった」
「給湯器を使おうとすると52が表示される」
「一度エラーが消えても、また52が出てくる」
このような場合、給湯器内部の**「ガス比例弁」に異常が発生している可能性があります。**
今回は、リンナイ給湯器のエラーコード「52(520)」について、エラーの意味や考えられる原因、自分でできる対処方法、修理・交換を判断するポイントまで詳しく解説します。
リンナイのエラーコード「52」とは?
リンナイ給湯器の**エラーコード「52」または「520」は「ガス比例弁異常」**を示しています。
ガス比例弁は、給湯器でお湯を作るために必要なガスの供給量を調整する重要な部品です。
給湯器では、設定したお湯の温度や使用するお湯の量などに応じて、燃焼に必要なガス量を細かく調節しています。
その調節を行う部品の一つがガス比例弁です。
この部品が正常に作動しなくなると、適切な燃焼制御ができないため、安全のため給湯器が運転を停止し、リモコンに52または520が表示されることがあります。
エラー52が表示される主な原因
リンナイ公式では、52(520)が表示された場合に考えられる故障箇所として、主に**「ガス比例弁」と「電装基板」**が挙げられています。
① ガス比例弁の故障
まず考えられるのが、ガス比例弁そのものの不具合です。
ガス比例弁は給湯器を使用するたびに作動する部品のため、長期間使用すると経年劣化によって正常に動作しなくなることがあります。
ガスの供給量を正しく調整できない状態になると、給湯器は安全に燃焼できないと判断し、エラー52を表示することがあります。
② 電装基板の異常
ガス比例弁そのものではなく、給湯器を制御している電装基板に不具合が発生している可能性もあります。
電装基板は、給湯器内部のさまざまな部品へ指示を出す重要な部分です。
基板からガス比例弁へ正常な信号が送られなくなると、比例弁が正常でも52が表示される可能性があります。
そのため、エラーコードだけで「必ずガス比例弁の交換」と判断することはできません。
専門業者による点検が必要です。
③ 配線・コネクタなどの異常
ガス比例弁と電装基板の間には、配線やコネクタがあります。
機種や故障状態によっては、関連する電気系統の異常についても確認が必要になる場合があります。
ただし、給湯器内部にはガス・電気に関係する部品があります。
ご自身で給湯器のカバーを外して内部を触ることは危険ですので、絶対に避けましょう。
エラー52が表示された時の対処方法
リンナイ公式では、エラー52(520)が表示された場合、まず次の方法で確認するよう案内されています。
① 給湯器の使用を止める
まずシャワーや蛇口などの使用を止めます。
② リモコンの運転スイッチを「切」にする
給湯器リモコンの運転スイッチをOFFにします。
③ しばらく待つ
運転を切った状態で、しばらく待ちます。
④ リモコンの運転スイッチを「入」にする
再びリモコンの運転スイッチをONにして、52の表示が消えているか確認します。
エラーが消えた場合は?
リモコンの運転を入れ直して52が消えた場合は、一度給湯器を使用して正常にお湯が出るか確認します。
その後エラーが表示されず、正常に使用できるのであれば様子を見ることができます。
ただし、再び52が表示された場合は点検・修理が必要です。
何度も運転スイッチをON・OFFして無理に使用することはおすすめできません。
52が消えない・再発する場合は修理を依頼
リモコンの運転スイッチを入れ直しても52が消えない場合や、一度消えても再び表示される場合は、リンナイまたは給湯器の専門業者へ修理を依頼しましょう。
考えられる故障箇所には、
・ガス比例弁
・電装基板
・関連する電気系統
などがあります。
特にガス比例弁は、給湯器の燃焼を制御する重要な部品です。
ご自身で分解・修理することはできません。
ガス臭い場合は使用しない
エラー52が表示されている時にガスの臭いを感じる場合は、通常のリセット操作を繰り返さないでください。
火気を使用せず、給湯器やその他のガス機器の使用を中止してください。
換気する場合も、電気スイッチなどをむやみに操作しないよう注意し、契約しているガス会社へ連絡しましょう。
エラー52の修理費用はいくら?
リンナイ公式が掲載している52(520)の修理料金の目安は、
31,000円~56,300円(税込)
となっています。
ただし、これはあくまでも修理料金の目安です。
実際の修理費用は、
・故障している部品
・給湯器の機種
・設置状況
・作業内容
・複数部品の故障の有無
などによって変わります。
また、訪問した場合は修理を行わなくても出張費や故障診断料などが発生することがあります。
10年以上使用している給湯器なら交換も検討
エラー52が表示された場合、給湯器の使用年数についても確認してみましょう。
比較的新しい給湯器で、今回が初めての故障であれば、ガス比例弁や電装基板などの修理で引き続き使用できる可能性があります。
一方、
・設置から10年以上経過している
・過去にも修理したことがある
・最近エラーコードが増えている
・お湯の温度が安定しない
・給湯器から異音がする
・修理費用が高額になる
といった場合は、修理だけでなく給湯器本体の交換も比較してみましょう。
古い給湯器では、一つの部品を修理しても、その後別の部品が故障して修理費用が重なることがあります。
エラー52を放置しても大丈夫?
エラー52は、ガスの供給量を調整するガス比例弁などに異常が発生している可能性を知らせるエラーです。
そのため、エラーが表示されたまま無理に使用を続けることはおすすめできません。
一度リモコンを入れ直して正常に復旧した場合でも、52が繰り返し表示されるようであれば、早めに専門業者へ点検を依頼しましょう。
特に、
「52が何度も出る」
「お湯が出なくなった」
「給湯温度が安定しない」
「給湯器の使用年数が10年以上」
という場合は、点検をおすすめします。
リンナイ給湯器で52が表示されたら早めの点検を
リンナイ給湯器の**エラーコード「52(520)」は「ガス比例弁異常」**を示しています。
まず給湯器の使用を止め、リモコンの運転スイッチを「切」にします。
しばらく待ってから再び「入」にして、エラーが消えているか確認してください。
それでもエラーが消えない場合や、一度復旧しても再び52が表示される場合は、ガス比例弁や電装基板などの故障が考えられます。
給湯器内部を自分で分解せず、リンナイまたは給湯器の専門業者へ点検・修理を依頼しましょう。
また、設置から10年以上経過している給湯器の場合は、修理費用と新品への交換費用を比較しながら検討することをおすすめします。
リンナイ エラーコード52まとめ
エラーコード:52(520)
エラー内容:ガス比例弁異常
考えられる故障箇所:
ガス比例弁、電装基板など。
自分でできる対処方法:
給湯器の使用を止め、リモコンの運転スイッチを「切」にする。しばらく待ってから「入」にしてエラー表示を確認する。
改善しない・再発する場合:
専門業者へ点検・修理を依頼する。
修理料金の目安:
31,000円~56,300円(税込・リンナイ公式掲載の目安)。
10年以上使用している場合:
修理費用だけでなく、新しい給湯器への交換費用も比較して検討するのがおすすめです。



